習慣性の心配がない漢方薬

眠いときはコーヒーやお茶を飲むといいといわれますが、これは、コーヒーなどに
含まれているカフェインに、脳の精神機能や知覚機能を刺激する作用が
あるからです。漢方薬にも即効性のあるものとして葛根湯(力ツコントウ)が
あります。集中力も高める興奮剤の一種です。

眠気解消の裏技として知っておくといいでしょう。睡眠の質が悪いため日中に
眠気を起こすことがあります。睡眠障害によく用いられるのは酸朿仁湯
(サンソウニントウ)です。顔色が悪く、元気のない虚証タイプで、胃腸の調子も
よくなければ帰脾湯(キヒトウ)、ストレスを感じ、布団に入っても気が高ぶって
眠れないときは抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピ(ング)をおすすめ
します。自分にどの漢方薬が合うか、試行錯誤してみてください。

これらの漢方薬は常用しても問題はありません。 西洋薬の睡眠誘導剤では
習慣性が出る人もいます。薬の量が増えていかなければ大丈夫ですが、2錠、
3錠と増えていくと心の問題になっていきます。

自身の判断で増量することは避けなければなりません。 気が足りない気虚の
状態でも、日中に眠気を感じることがあります。要するに体がパワー不足に
なっているのです。そのようなときは、朝鮮人参が入っているようなもの、たとえば
補中益気湯(ホチュウエッキトウ)もいいでしょう。

睡眠時無呼吸症候群を漢方薬で治療しようと試みている医師がいますが、
残念ながら十分な結果は出ていません。根本治療となる肥満の改善には、
防風通聖散(ボウフウツウショウサン)や防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)、
大紫胡湯(ダイシコトウ)などが役立ちます。

春は花粉症に悩む人も多く、その際に西洋医で処方されるのが抗アレルギー薬
です。眠くなる成分が含まれるものも多く、各々の薬の強さに強弱があります。

自分の体に合うものを処方してもらってください。

ふつう春は眠いものです。日本人は四季のリズムの中で生きています。
「眠いときは寝る」、その上で生活環境を見直すいい機会にしてはどうでしょうか。

YouTube

from:ノジュール