久しぶりに、多くの人が感動したニュースでした。

大村智さんは、山梨大学学芸学部自然科学科で学び 東京都立墨田工業高校定時制の理科教員として勤め、高校教諭として働きながら東京理科大学大学院で研究生活に入りました。

決してエリートコースを歩んできたわけでなく、いろいろ苦労を重ねて、それこそ人類のための大仕事を成し遂げました。 

抗寄生虫薬イベルメクチンは、熱帯地方の風土病であるオンコセルカ症(河川盲目症)などに効果があり、中南米やアフリカで毎年約2億人余りの人々に投与され、これらの感染症の撲滅を果たしました。

また、世界中で年間3億人以上の人々が感染しながら、それまで治療薬のなかった疥癬症や、沖縄地方や東南アジアの風土病である糞線虫症の治療薬としても効果をあげています。

********************************

       特効薬開発で、大村さんノーベル賞
    

今年のノーベル医学生理学賞が、山梨県出身の大村智・北里大学特別栄誉教授(80)に決まりました。
微生物を研究し、アフリカなどの途上国で寄生虫が引き起こす熱帯病の特効薬を開発しました。

       「大村智」10億人を救った特効薬 →ノーベル賞
     

大村さんは、静岡県のゴルフ場の土で見つけた細菌が作り出す物質から、「イベルメクチン」という薬を開発しました。
この薬は、寄生虫が原因となり、目が見えなくなることもある熱帯病にきき目があります。

アフリカなどで多くの人に使われ、2020年代には、この熱帯病をなくすことができる見こみです。
日本でも、ダニが原因の病気などをなおすのに使われます。

大村さんは「微生物の力を借りているだけ」 「何か一つでも人のためになることができないか、いつも考えてきた」と話しています。

     『東京新聞』2015.10.14 親子で学ぶぅ-科学編  より


いとう治療院(はりきゅう 目黒区)は、
  病気と健康についてご相談を受けております。