文末の沖縄の海の映像を見てみましょう。
沖縄にこれ以上米軍のための基地を作らせてはいけないことは、誰でもわかることです。
お金儲けをたくらんでいる人か、軍隊好きのお坊ちゃん以外の人なら…。

  

沖縄・辺野古では、海に「臨時制限区域」がつくられ、建設工事に反対するひとたちの抗議のカヌーを、海上保安庁の職員がひっくり返したり、海に沈めたり、首をしめたり、あらん限りの暴力がふるわれている。
陸上では、東京から派遣された機動隊(わたしたちが若いころ恐れていた「鬼の四機」も行ったようだ)が、座り込んだ住民を排除して、骨折などのけが人もでている。

「海でも陸でも、集団的テロだ」と那覇在住の建築家・真喜志好一さんが怒っている。
「逮捕して留置場には入れるけど起訴はされない」。
国の非道を法廷で暴露されるのを嫌がっているからだ、とは真喜志さんの解釈だ。

翁長雄志知事は、県民とともに、国の横暴に真っ向から立ちむかっている。
沖縄の民意をまったく認めない安倍内閣は、憲法九二条「地方自治の本旨」に違反している。
国と地方自治体は対等なのだから。
戦争法(安全保障法制の関連法案)は憲法九条違反。
原発再稼働は、二五条の「国民の生存権」に違反である。
米国の戦争のための米軍基地建設は、戦争法と連動している。
秘密保護法や国民総背番号制のマイナンバー。
主権者が知らないうちに政治がすすむのは、民主主義ではない。
失礼ながら、わたしは、「ならず者内閣」と名づけている。憲法を護ってほしい。(ルポライター)
     鎌田慧 『東京新聞』2015.12.1.朝刊より
  

沖縄の海・沖縄本島 Main island of Okinawa