腸内洗浄はやってはいけない!
 
腸内細菌を根こそぎ流す腸内洗浄 
「上から入れて下から出す」というのが、人間の体の自然です。
「命を守るために絶対に必要だ」という緊急時以外、人問の体の摂理にそむくことはしないほうがよいのです。

「健康」「ダイエット」「美肌」など、なんだかよさそうな文言を並べて、不自然なことをさせる健康法には細心の注意を払うべきです。 

最近、流行している健康法の一つに「腸内洗浄」があります。
腸内洗浄とは、蒸留水やコーヒーを主成分とする溶液を肛門から流し込み、大腸内のものを強制的に排出するという方法です。

腸壁にこびりついた老廃物や宿便、悪玉菌を除去できるとあって、便秘の解消やダイエット効果を期待した女性を中心に人気を集めています。
また、「デトックス(毒出し)」という言葉に惹かれる人も多いようです。

体内にたまった毒素を排出できれば、「健康」「ダイエット」「美肌」という3つの願いが一度にかないそうな気もしてきます。
しかし、「なんだかよさそう」というイメージはまやかしであることが往々にしてあります。

その一つである腸内洗浄は、免疫の専門家としては決しておすすめしません。
膓を洗浄してしまうと、大便だけでなく腸内細菌も体外へ出されてしまいます。
悪玉菌を排出できるならば、善玉菌も日和見菌も排出されるのは当然のことです。
 

腸内細菌の数が格段に減った腸では免疫システムを正常に働かせられません。
免疫力が下がれば、思わぬ病気が引き起こされる危険性も高まります。
腸内洗浄は、体に不自然なことを施す行為によって、目的に反し、健康を害してしまう危険性がつきま
とうのです。

人間は母体から無菌状態で誕生し、生後1年かけて腸内細菌叢を築き、免疫力を身につけていきます。
生後1年未満の赤ちゃんは、抵抗力が弱く、感染症にかかりやすいものです。
腸の洗浄で細菌の少ない腸になれば、赤ちゃんのように、腸内細菌叢の構築を一からやり直すことになるのです。

そもそも、大便とは基本的に体に悪いものではありません。
問題なのは、大便が長い間、腸内にとどまり続けることです。
大腸に滞留することによって腐敗が進み、悪玉菌が毒素を発生させるようになることが問題なのです。

定期的に排泄していれば、お金と時間と健康を犠牲にしてまで行うべきものではないでしょう。

「腸内洗浄は宿便がとれてスッキリする」といいますが、宿便を取りたいならば天然の超硬水の飲用をおすすめします。
超硬水に含まれるマグネシウムは便を軟らかくし、カルシウムは腸の蠕動運動を促す作用があります。
                 『人の命は腸が9割』 藤田紘一郎 より

  

便秘は多くの人が悩んでいます。
人の悩みに付け込んで、怪しげなサプリとか、腸内洗浄とかで一儲けしようとする商売も流行っています。
ここはひとつ、次の動画を見て、
便秘について勉強しなおし、冷静に対策を考えましょう。

コロコロ便と腸内細菌